PART3 エフォートレスのしくみ化

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はじめに

この記事は『エフォートレス思考』 PART3 エフォートレスのしくみ化
についての説明です。

PART1ではエフォートレスな精神
PART2ではエフォートレスな行動
について説明してきました。

いよいよ本書の最後のPARTである「PART3 エフォートレスのしくみ化」です。

文字数にして800文字。
時間にして約2分で読むことができます。

PART3 エフォートレスのしくみ化

エフォートレスのしくみ化とはどういうものか?

スティーブ・ナッシュは、NBA歴代1位のフリースロー成功率を誇る元バスケットボール選手だ。

キャリア通算の成功率は90.43%。ちなみにエリート選手の平均は70~75%である。

なぜそんなにうまいのか?

ナッシュを取材したことのある記者はこう表現する。

「まるで驚くほど精巧につくられた自動人形の動きを見ているようだ。」

これがエフォートレスのしくみ化だ。

つまり、努力して一度だけ結果を出すのではなく、余裕で何度も結果が出る状態である。

成果には2種類ある。

直線的な成果と累積的な成果だ。

直線的な成果とは、努力した量と同じ量の成果しかえられないことだ。

たとえば、毎日子どもに同じことを言い聞かせている父親は、直線的な子育てをしている。

いっぽう累積的な成果とは、一度努力するだけで何度も成果が表れることだ。

たとえば、子どもが楽しく手伝いをできるやり方を考えて、何を言わなくても毎日手伝いをしてもらえる母親は、累積的な子育てを実践している。

お気づきのかたも多いと思うが、

累積的な成果とは複利のことだ。

アメリカ建国の父というたわれるベンジャミン・フランクリンは、

複利の考え方を簡潔にこう言い表した。

「お金がお金を生む。そうして生まれたお金が、さらにお金を生む」

つまり、複利とはエフォートレスにお金が増える仕組みと言える。

♢小さな努力を何倍にも増幅させる

小さな力を何倍もの大きな力に変える装置がある。

テコ原理だ。

シーソー、栓抜き、船のオール、みんなテコの原理を応用している。

テコの原理は物理の法則だが、さまざまなことに利用できる。

たとえば学習において、基礎を学んでさまざまな分野に応用するといったことだ。

ただし良いことばかりではない。

悪い評判が一度立つと、何年もチャンスを失うように、欠点もある。

大切なことは、力をどの方向に向かわせるかだ。

ここからの各章では、テコの原理をつかって、正しい成果を出す方法を紹介する。

結び

いかがでしたでしょうか?

日々の生活を見直すと、「直線的な成果」ばかりではないでしょうか?

しっかりと先を見据え、複利的に成果をあげることが大切です。

これからの各章では、その方法と考え方をわかりやすく簡潔に説明していきます。

本の内容を詳しく知りたいというかたは、こちらからどうぞ。

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