ゲシュタルト心理学について、調べてみた

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どうも!

プロコーチになるべく、コーチングの復習をしています。

一言でコーチングと言っても、様々な流派があります。

私が通っているセミナーでは、ゲシュタルト心理学を基礎にしているそうです。

そこで今日の記事では、ゲシュタルト心理学について書いていきます。

目次

ゲシュタルト心理学とは

ゲシュタルト心理学は、20世紀初頭にドイツで発展した心理学の一派です。
“ゲシュタルト”とは、ドイツ語で「形態」や「全体」を意味し、この心理学の中心的な概念の一つです。
以下に、ゲシュタルト心理学の主な特徴や考え方について説明します。

  1. 全体性の原理
    ゲシュタルト心理学では、「全体は部分の合計以上の意味を持つ」という考え方が重要です。
    つまり、対象や情報はその全体としての構造や形態が重要であり、部分だけでなく全体を理解すること
    が重要です。
  2. フィールド理論
    ゲシュタルト心理学では、人間の知覚や行動は環境との関係の中で捉えるべきだという考え方があります。
    これをフィールド理論と呼びます。
    つまり、人は外部の環境との相互作用の中で知覚され、行動するとされます。
  3. 洞察
    ゲシュタルト心理学では、問題解決や学習において洞察が重要であるとされます。
    洞察とは、突然に問題の解決法や、新たな理解が得られる瞬間のことを指します。
    この洞察が、単なる試行錯誤や反復学習よりも効果的な問題解決をもたらすと考えられます。
  4. フィガー・グラウンドの原理
    ゲシュタルト心理学では、フィガー(figure)とグラウンド(ground)の概念が重要です。
    フィガーは注目される対象や要素を指し、グラウンドはその背景や周囲の環境を指します。この原理により、視覚的な知覚や認知のプロセスが理解されます。
  5. 実験心理学への影響
    ゲシュタルト心理学は、実験心理学の分野にも大きな影響を与えました。
    特に知覚に関する実験や認知のメカニズムについての研究において、ゲシュタルト心理学の理論や手法が広く活用されています。

以上が、ゲシュタルト心理学の主な特徴や考え方についての概要です。

この心理学は、知覚や認知のメカニズムを理解し、問題解決や学習のプロセスを探求する上で重要な枠組みとして広く活用されています。

たとえば、音楽を聴くときは、音符一つひとつを認識していないですよね?
好きな音楽であれば、イントロを聞くだけで曲を認識します。

人は無意識のうちに、「全体」を認識してしまうのだそうです。

結び

つまり、人間の精神状態は、一部分の要素ではなく、全体性を持って捉えましょうということ。

たとえば「悲しい」という感情が起こったときは、「その悲しいと思った原因が過去のどの体験からきたものか?」
など、自分を探究します。

「立場が違えば考え方も違う」という考え方もそうです。
私には理解できないと思わず、相手はなぜそう思うに至ったか?など背景を探ることも大切です。

あと、まったく関係ないですが、文字をずっと見ていると意味がわからなくなりますよね。
この現象を「ゲシュタルト崩壊」と言います。
「この漢字、なんだっけ?」ってなる現象です。

最後に、ゲシュタルトって単語、なんかカッコいいですよね。

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