どうも!
昨日の記事では、批判的なフィードバックをするときの注意点を書きました。
今日の記事では、もう少し踏み込んだ話をしたいと思います。
あなたも職場でそうしていないか、思い返しながら読んでください。
これも絶対やってはダメ
昨日の記事に追加して、絶対にやってはいけないことの説明をします。
それは、「人格を否定すること」です。
たとえば、「あなたの仕事が遅い」という言い方です。
確かに、期限に遅れたりしているのかもしれません。
しかし、そういった場合は事実を伝えて、どうしてそうなったのか?
という問いかけが大切です。
気をつけたいのは、あくまでも責任の所在を明らかにすることではなく、
なぜそのような状況になっているのか、をお互いに理解する必要があるからです。
ですので、「期限に遅れていましたが、なにか理由があるのですか?」
と問いかけてみましょう。
もしかすると、思いのほか仕事を振りすぎて、手が回らなかったのかもしれません。
正直に話そうとする意志が相手にないのであれば、残念ながら信頼関係が築けていないということでしょう。
結び
「もっと相手の立場を考えて発言して」
これは実際に、上司から言われた言葉です。
このころは、心身ともに疲弊しきっていて、
伝えることを伝えるだけで精一杯でした。
そして、否応なくコミュニケーションセミナーへ参加させられました。
確かにコミュニケーション能力の向上は必要だったのかもしれません。
ですが、私の意向の入る余地がないことがとても嫌でした。
間もなくして、私はうつ病と診断され休職することになります。
おそらく、多くの人にとって辛いのは、「断定」されることです。
相手が違えば、立場や考え方が違います。
上司のように断定せず、まずは相手の立場や考え方の理解に努めようと思いました。