どうも!
今日は『1兆ドルコーチ』のChapter3の要約が終わりました。
ビルが行っていた「信頼」の築き方です。
おそらく、多くの組織のリーダーはまったくしていないと思います。
ですが、言い換えると、今からでも実践すれば、良い組織に生まれ変えることができる
ということ。
時間がない方でも、20分ほどで読めるように要約したので、ぜひ読んでください。
今日の記事では、要約した内容から、「フィードバックで絶対意識したいこと」を
一部引用して紹介します。
こんな人に読んでほしい!
・批判的なフィードバックのタイミングと内容がわからない人
・他人の言動に、イラっとしたときの対処法を知りたい人
フィードバックについて
仕事をしていれば、どうしても批判的なフィードバックを与えなければならない場面が出てきます。
そんなとき、絶対に気をつけないといけないことは、
「人目のない場所で与えること」です。
ミーティングで、多くの人の前で批判的なフィードバックをする。
たとえば、注意などをするのは、言語道断です。
グーグルクラウドCEOでVMウェアの元CEOダイアン・グリーンは、インテュイットの取締役として
ビルと仕事をしたとき、誰かに人前で恥をかかせてはいけないと教わったそうです。
誰かの言動に腹が立ってイライラしたら、いつも一歩下がって、彼らがうまくやっていることや良い面を無理にでも考えるようにしている。
必ず何かしら見つかるから、人前にいるときはそれを褒める。
建設的なフィードバックはできるだけ早く与えるように心がけているけれど、相手が安全だと感じているときだけにする。自分は安全で支えられていると相手が感じていることを確認してから、『ところで』と言ってフィードバックを与える。
『1兆ドルコーチ』147頁
この方法はビルに学んだ。彼はいつも相手の力になる方法でこれを行っていた。
あなたが「腹が立ってイライラした」のであれば、それはたいてい、
期待した通りの結果が得られなかったときでしょう。
しかし、これは言い換えると、「無いものに目を向けている」ことになります。
引用した通り、「良い面を考える」には、普段からその人の行動を見ている必要があります。
部下や後輩、特に経験が浅い社員に対しては、努力の頑張りで励ましてあげましょう。
必死になって、戦力になろうと頑張っていますからね。
結び
今日の記事では、フィードバックで意識してほしい事を書きました。
まとめると以下の通りです。
・人前では注意しない。
・批判的、建設的なフィードバックは早く、けれども1対1で行う。
・良い面を見つける
特に、信頼関係がすべてです。
とはいえ、信頼関係があれば何を言ってもいい、というわけではありません。
大切なのは、相手を信じて、もっと良くなってほしいと心から思うことです。