昨日の記事では、「信頼」について書きました。
人間関係において、最も大切です。
人間関係といえば、D・カーネギーの『人を動かす』ですね。
『人を動かす』では、どのように書いているのか。
今日は読み返して、印象に残った部分を紹介します。
信頼されるにはどのように振舞えばいいか、この記事を読めば参考になると思います。
こんな人に読んでほしい!
・信頼を得たい人
・周りとの関係を良くしたい人
・マーケティングをしている人
相手に純粋な関心を寄せる
本書によると、特に重要なのは、「相手に純粋な関心を寄せる」ことです。
相手の関心を寄せようと思っていませんか?
人間は、他人のことには関心を持ちません。
四六時中、自分自身に関心を持っているのが人間です。
本書には、心理学者アルフレッド・アドラーの言葉が引用されています。
「他人のことに関心を持たない人は、苦難の人生を歩まねばならず、他人に対しても大きな迷惑をかける。
本書99頁より
人間のあらゆる失敗はそういう人達の間から生まれる」
D・カーネギーも、この言葉を絶賛しています。
相手の希望と、自分の思惑がわかっていないとうまくいかないよ。
ということでしょう。
たとえば、本当はラーメンを食べに行きたいのに、洋風レストランに連れてこられたとか。
そうすると、ストレスですよね。
「なにか希望はある?」とか「あなたはどう思う?」とか聞いてくれたら違っていたかもしれません。
明日からできる、信頼を得る方法
早速、その方法ですが、
「名前を言って、挨拶」です。
『人を動かす』のエピソードには、セオドア・ルーズベルト元大統領の話しが
これでもか、というくらい出てきます。
それほど、人に慕われていたのですね。
そんなルーズベルト元大統領は、ホワイト・ハウスの使用人、一人ひとりの名前を覚えていたそうです。
そして、挨拶から家族の話しと、相手に深い関心を持って接していたそうです。
国のトップに気にかけてもらったら慕うしかないですよね。
もちろん、立場は関係ありません。
人として、誰にでも慕われると思います。
結び
この記事では、信頼を得る方法として、
『人を動かす』から紹介させていただきました。
自分の事を気にかけたいところですが、グッとこらえて。
まずは、周りの人に関心を寄せてみましょう。