『1兆ドルコーチ』の要約を進めています。
今日、要約した部分で、
「報酬は経済的価値だけでなく、感情的価値の問題でもある」
と、書かれてありました。
多くの人が今の給料に不満を抱いていると思います。
私もその一人です。
新入社員研修や、先輩からは
給料分働かないといけない。と言われてきました。
ですが、仕事の量や質が違えば、やっていることも違う。
それなのに、こんな給料か…と、希望と現実がどんどん離れていってしまいました。
給料分働くってなんだ?
と思い、ちょっと考え直してみました。
この記事では、給料についての考えを書いています。
この記事は、こんな人の参考になります。
・いまの給料に不満を感じている人
・人が辞めないために、どうすればいいかわからないリーダー
・いまの会社を辞めたい人
給料のもう一つの役割
ビルはグーグルの報酬に関する問題について、「つねに気前よく払え」と助言をしていたそうです。
なぜなら、冒頭で書いた「感情的価値」の意味が大切だと思っていたからです。
感情的価値とは、感情に訴える価値のことです。
つまり、ビルは報酬を通して、「私は大切にされている」と思ってもらうことが大切だと説いています。
人は誰もが「承認欲求」を持っています。
認められれば、より尽くそうと考えて、行動する生き物です。
「返報性の法則」とも言われていますね。
「自分が欲しいものを、まず相手に与えよ」ということです。
「給料を支払っているから、働いて当然」という考えではなく、
「この会社で力を発揮してもらうための投資」という意味合いが強いのではないかと思いました。
世のなか、今いる会社だけじゃない
自分が思っているよりも、多い給料を手にしたらどうでしょうか?
なんか、頑張ろうって思いますよね。
「この会社で力を発揮してもらうための投資」と書きましたが、日本って投資の文化がないですよね。
「最低賃金」とか、「業界の相場」とか、「学歴の相場」で基本給が決まるのだと思います。
もちろん、経営者の立場からすると、仕事をとってくるだけでも大変だと思います。
仕事をさせてもらえるだけでも、とてもありがたいです。
しかし、「飯食わせてやっているんだ」という考えはダメだと思います。
働いて給料をもらうだけなら、今いる会社じゃなくてもいい。
だからこそ、感情面にも訴えることが大切だと思います。
『新時代のリーダーはこんな人』でも書きましたが、
「あなたの力が必要だ。力を貸してほしい」と感情に訴えられるかどうか。
そしてそれを表現するのが、日ごろの声掛けであり、報酬です。
結び
この記事では、給料の意味について書きました。
アメリカ人のサラリーマンは3ヶ月に1回は、転職活動をして、自分の市場価値を確かめるそうです。
それをまねて、転職サイトに登録して、自分の市場価値を確認。
そのあと、それをもとに給料の交渉をするものありだと思います。
価値=報酬という状態を作りたいのであれば、
独立して自分で稼ぐしかありませんね。
私はその道を行きます。