目標設定したらなにをすればいい?そんなときは「GROWモデル」

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「目標は立てたけど、具体的にどうしたらいいのかわからない」

そんな人は、「GROWモデル」というフレームワークをしてみてください。

コーチングで用いられている、目標設定から、達成までのフレームワークで
「GROWモデル」というものがあります。

GROWモデルは
・目標の設定(Goal)
・現状の把握(Reality)
・資源の発見(Resorces)
・行動の選択肢(Options)
・意志の確認(Will)
という意味です。

コーチングでは、基本的に「クライアントが自らアクションを起こすため」に、問いかけを続けていきます。
そのモデルとして、特に有名なのが「GROWモデル」です。

相手のみならず、自分自身にももちろん使えます。

この記事は、こんな人に読んでほしい!

・毎日の生活に、充実感がない人
・目標はあるけれど、具体的な取り組みが思い浮かばない人
・相談されるけど、具体的に引き出すことができない人

目次

目標の設定(Goal)

「現状に不満がある人」というのは言い方を変えると、
「なりたい姿がある人」ということになります。

まずは、どんな目標があるのか具体的に出してみましょう。

主な質問の例は、以下の通りです。

・本当はどうなったらいい?
・この話し合いが終わっていたら、どうなっていたい?
・なんのために、それを実現したい?

現状の把握(Reality)

次に、現状の把握です。
やるべきこと=目標ー現状
です。

主な質問の例は、以下の通りです。

・今、できていることは?
・目標が10点満点だとすると、今何点?(スケーリング)
・一番重要なポイントは?
・一番緊急の問題は?

スケーリングについては、こちらの記事をご覧ください。

資源の発見(Resources)

目標達成のために使うことのできる資源を挙げていきます。

資源とは、人・お金・時間・知識・スキル・能力・モノ
のことです。

主な質問の例は、以下の通りです。

・過去、上手くいったときは、どんなとき?
・どんな人が助けてくれる?
・どれくらい時間がかかりそう?
・何があれば、実現できそう?
・どんな情報があれば、実現できそう?

行動の選択肢(Options)

次に、目標を達成する方法の、選択肢を出します。

ここでポイントなのは、非現実的な方法でもいいので、
とにかく選択肢を挙げることです。

ですので、相手が発言しやすい雰囲気づくりが大切です。
けっして、否定したり、できっこないと決めつけたりしないでください。

主な質問の例は、以下の通りです。

・それを実現するために、できそうなことは?
・他にどんなやり方が考えられる?
・もうひとつ、考えられるとしたら?

意志の確認(Will)

最後は、相手の意志について確認します。

ここでのポイントは、相手自身に選んでもらう、ということです。
なぜなら、目標達成は自発性がカギだからです。

主な質問の例は、以下の通りです。

・その中で、やれる、やりたいことは?
・いつやろう?

結び

この記事では、GROWモデルについての紹介をしました。

会社の目標、趣味、私生活、副業

達成したい目標は様々あると思います。

具体的に、いつ、何を、どうすればいいのか?

紹介してきた質問に答えられないということは、その部分が足りていないということ。
具体的に答えられるように、また、クライアントには具体的に考えてもらうように促しましょう。

あなたの目標を達成するために、少しでもお役に立てれば幸いです。

忙しい妻のために、読んだ本の要約をしています。
noteで公開しているので、通勤、お昼休み、寝る前の読み物として読んでみてください。

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