ただいま『サイコロジー・オブ・マネー』を要約中です。
わかりやすく、簡潔にまとめようとしているので、
どうしても紹介しきれない事例が出てしまいます。
この記事では、『サイコロジー・オブ・マネー』の第4章に書かれてある、
複利の破壊力について書いていきます。
要約と重複する部分がありますが、ご了承ください。
上には上がいる
ウォーレン・バフェットは言わずと知れた伝説の投資家です。
10歳で投資を始め、30歳の時には現在の930万ドルに相当する純資産を築きました。
『サイコロジー・オブ・マネー』の執筆時点での純資産は845億ドル。
2024年1月18日時点の為替は、1ドルが147.92円。
ですので、日本円にしておよそ12.5兆円ということになります。
ウォーレン・バフェットは年間収益率22%で投資を約70年間続けていました。
年間収益率22%というのもかなりすごい利率です。
しかし、上には上がいます。
ヘッジファンド「ルネッサンス・テクノロジーズ」を率いるジム・サイモンズという人物です。
1988年以来、年率66%の複利運用を行っています。
なんと、バフェットの3倍です。
ですが、本書の執筆時点では、サイモンズの純資産は210億ドルだそうです。
十分すごい資産ですが、バフェットの4分の1なんですね。
なぜでしょうか?
これは、サイモンズが50歳になってから投資の才能を開花させたからだということです。
期間にして、バフェットの半分以下ということになります。
ここからが本題
すみません。前置きが長くなりました。
『サイコロジー・オブ・マネー』には、
「もし、バフェットが資産を築いた70年のあいだ、サイモンズが年利66%で資産を増やしていたら」
というロマンあふれる仮説が検証されています。
本文のまま書きます。
1つ呼吸をしてから読んでください。
その額は、63京9781兆787億4816万ドルです。
先程の為替レートで計算すると日本円でおよそ9319京円です。
9,3190,000,000,000,000,000円です。
想像を絶するとはまさにこのことですね。
結び
この記事では、要約では紹介しきれなかった、ロマンあふれるお話しを紹介しました。
本書でも口酸っぱく言ってますが、どっしりと構えて長時間かけるのが大切です。
焦らず気長にいきましょう。
忙しい妻のために、読んだ本の要約をしています。
noteで公開しているので、通勤、お昼休み、寝る前の読み物として読んでみてください。