【必見】サウナで得られる8つの効果

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私はサウナが好きで、週に2回ほど入りにいきます。

結婚してからは妻も入るようになりました。

入る回数を重ねるごとに、血行がよくなって身体が温まりやすくなった。
頭痛がおさまった、など、効果を実感できているみたいです。

この記事では、サウナで得られる8つの効果について書いていきます。

効果を意識するだけでも、かなり変わります。
意識すると身体への変化がまったく違ってきます。
意識することの重要性は、この記事に書いているのでご覧ください。

サウナ上級者の方も、これから挑戦しようという方も
ぜひ最後までみてください。

目次

サウナで得られる効果

この内容は『医者が教えるサウナの教科書』(著者:加藤 容崇、出版:ダイヤモンド社)から引用しています。
医学的な知見からサウナの効果が書いてあります。
ぜひ、読んでみてください。

早速ですが、サウナで得られる効果は以下の8つです。

①脳疲労が取れて頭がスッキリする
②決断力と集中力アップ
③アイデアやひらめきが舞い降りる
④感情的にならなくなる
⑤睡眠をコントロールできるようになる
⑥感覚が敏感になる
⑦肩こり・腰痛・眼精疲労が和らぐ
⑧肌がきれいになり、やせやすい体質になる

では、各効果について詳しくみていきましょう。

①脳疲労が取れて頭がスッキリする

著者によると、サウナでしか得られない一番の効果がこれ、だそうです。

そもそも、脳の疲労の原因は、色々と考えてしまうことにあります。

ぼーっとしているときに働いてしまう脳回路を
「DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)」と言うそうです。

対して、集中しているときに活性化する脳回路を
「CEN(セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク)」と言うそうです。

脳のエネルギー消費量は
DMNが70~80%
CENが5%
だそうです。

つまり、脳が最大限のパフォーマンスを発揮できるようになるには、
DMNの消費量を減らすことが非常に大切だということですね。

サウナに入ると、強制的に思考を停止させられるため、DMNの消費量が減ります。
それにより「脳がスッキリする」といったメリットが得られるというわけです。

また、瞑想でもDMNの消費量を減らすことができます。

②決断力と集中力アップ

「決断力、集中力がアップする」とはどのような状態でしょうか?

それは、リラックスしたときに出る「α波」が正常なとき、がその状態です。

「α波」が正常になると、認知機能や集中力向上につながることが報告されています。

そして、ここからが肝心なところです。
著者が行った研究を紹介します。

サウナに入る前と後の脳について、20名を対象にMEGを用いて測定を行いました。
MEGというのは、脳内にわずかに発生する磁場変化を捉える機器のことです。

その結果、サウナに入った後は、被験者全員のα波が正常化していました。

このことから、サウナに入ると「決断力と集中力がアップする」ということがいえます。

③アイデアやひらめきが舞い降りる

先程のMEGを用いた実験で、右側頭頂葉の一部が活性化することがわかりました。

頭頂葉というのは、一般的に感覚や認識、情報の分析を司る領域です。
右側は、音楽や空間の把握、発想などを主な役割としています。
対して、左側は、論理的な試行や計算、言語的なものなどを司っています。

なお、今回の実験では右利きの人しかいなかったため、右利き前提です。
左利きの人は左右が反対になるそうです。

右利きの人の、右側の頭頂葉が活性化したということは、
感覚を司る領域が活動しているということです。

つまり、サウナに入ると、アイデアが浮かびやすい状態になるということです。

④感情的にならなくなる

サウナに入ると、感情をコントロールしやすくなる、というメリットもあるそうです。

これは、α波が正常化することによりリラックス効果が高まる。
またそれにより、自律神経がリセットされることも関係していると考えられるそうです。

自立神経は交感神経と副交感神経にわかれています。

交感神経は心身を興奮状態にする働きがあります。
いっぽう、副交感神経は心身をリラックスさせる効果があります。

サウナは室内の温度が90℃を超える、人体にとっては危機的な状況です。
そこに身を置くと、生体維持システムである自立神経が刺激され、鍛えられていきます。

それにより、日常生活においても交感神経と副交感神経の切り替えが、スムーズ行われるようにようです。
その結果、体調が改善し、メンタルが安定しやすくなります。

⑤睡眠をコントロールできるようになる

サウナに入ると、短時間で深い睡眠を得られるようになります。
さらに、日中の眠気も防げるという研究結果があります。

2019年に、サウナに入ると75%の人に睡眠の改善が得られるという研究結果があります。
しかし、医学的なメカニズムはまだ解明されていません。

著者によると、「身体がものすごく疲れた」と脳が勘違いするからではないかと考察しています。
サウナや水風呂に入ると、体温調節が目まぐるしく行われます。
実際に運動はしていないが、身体を休めなさいというシグナルが出て、熟睡できるのではと考えているそうです。

また、サウナには眠気を吹き飛ばす効果が期待できます。

その理由は、
サウナに入ると「HSP(ヒート・ショック・プロテイン)70」という物質が出るからです。

ヒート・ショック・プロテインは、熱による刺激が加わると活性化される特殊なたんぱく質のことです。

紫外線や活性酸素などによってダメージを受けたたんぱく質を、修復する働きがあります。

HSP70は数あるヒート・ショック・プロテインの中でも、特に抗酸化力が強いものです。
さらにインスリンの効き目を上げることが報告されています。

食後に眠くなるのは、血糖値が高くなるからです。
すい臓から出るインスリンは、糖の吸収をサポートしてくれます。

つまり、血糖値が高い人や、食後に極端に眠くなる人には、サウナが有効だと言えます。

⑥感覚が敏感になる

サウナに入ると、味覚や触覚、臭覚などの五感が敏感になります。

その理由は④でも説明したとおり、右側の頭頂葉が活性化するからです。
頭頂葉は、人間のセンサーにあたるところで、感覚を司っています。

頭頂葉がダメージを受けると、目をつぶって服を着られなくなるそうです。

⑦肩こり・腰痛・眼精疲労が和らぐ

サウナに入ると温熱効果により、凝り固まった筋肉が和らぎ、血流が増加します。

血流が増加することにより、肉体を疲労させる物質を運んでくれるので、炎症が減るとのことです。

また、活性酸素が減少することも報告されています。
これにより、ダメージを受けにくい体質に変えてくれるとのこと。

つまり、肩こりや腰痛になりにくい身体が手に入るということです。

身体を温めるのなら、お風呂でも一緒だと思われますが、
サウナの方がより高い効果を得られます。

なぜなら、「極限状態」だからです。

サウナに入ると心臓の心拍数は約2倍になり、心臓のポンプ機能が約70%上がります。

これにより、筋肉への血流が増加し、疲労物質が強力に押し流されるのです。
それと同時に、脳の代謝物質も回収されます。

⑧肌がきれいになり、やせやすい体質になる

サウナに入ると、肌がきれいになります。

サウナで汗をかいたり、血流が促進されたりするとで肌の新陳代謝が促進されます。
それにより、肌の調子が整います。

また、⑤で説明した、ヒート・ショック・プロテインも良い働きをしてくれます。
ヒート・ショック・プロテインは紫外線のダメージを修復できるといわれているので、
シミ防止にも役立ちます。

サウナに入った後は、化粧水や乳液でしっかり保湿しましょう。

さらに嬉しい事に、サウナに入るとやせ体質になります。

その理由は甲状腺ホルモンが増えるので代謝が上がるからです。

結び

この記事では、サウナに入ることにより得られる8つの効果を紹介しました。

入る前に手早く確認できるように、ブックマークしてください。

私も妻も、いまはサウナが大好きです。
しかし、最初の方はお互い水風呂が苦行でしかありませんでした。

ですが、何度も入っていると水風呂もあまり冷たくなくなってきます。
この状態を「天使の羽衣」というらしいです。
とても気持ちがいいので、辛くても続けてください。

そして、サウナのあとに食べるラーメンがとても美味しいです。

忙しい妻のために、読んだ本の要約をしています。
noteで公開しているので、通勤、お昼休み、寝る前の読み物として読んでみてください。

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