ただいま『サイコロジー・オブ・マネー』を要約中です。
今日は第2章と第3章を要約しました。
要約だと感想を書くことができません。
思ったことをアウトプットする意味でも、感想をブログに書いていこうと思います。
この記事では、『サイコロジー・オブ・マネー』を要約して
思ったことを書いていきます。
「足るを知る」ことの重要性
第3章では「決して満足できない人たち」というテーマで話が進みます。
これがまたすごい話が出てくるんです。
お金を持っているのにも関わらず、さらにお金を持とうとして、とんでもないことをしてしまった2人の男の話です。
大多数の人は「なんでそんなことしたの?」と疑問しか出てこないと思います。
当事者ではないので、そのときの心理は量れません。
しかし、一つだけ確かに言えることは
「欲に目がくらむといけない」
ということ。
そして人と比較することも良くありません。
人間、特に日本人はどうしても社会性を重んじる傾向にあります。
そのため、常に他人と過ごすのが現状です。
他人がいると、どうしても比較したくなる気持ちはわかります。
「才能」と呼ばれるものも、周りと比較した結果言えることです。
しかし、お金に関すること、特に収入だけは比較してはいけません。
第3章での結論そのものです。
上を見たらキリがありません。
そうならないためにも「もう十分だ」と考えることが大切だと書かれています。
先日要約した『エフォートレス思考』でも「足るを知る」ことの重要性を説明しています。
記事はこちらから↓
今あることに目を向ければ心が満ちていく。
人間関係も、お金も、それが大切なのだと改めて感じました。
運とリスクは瓜二つ
ああ、なるほどなと思ったのが第2章の「運」について。
本文を引用します。
数年前、私はノーベル経済学賞を受賞した経済学者のロバート・シラーに、「投資には答えのない問いがいくつもあります。もし、そのなかから1つだけ答えを知り得るとしたら、どの問いを選びますか?」と尋ねたことがある。
本文より
「成功における運の正確な役割」
それが、シラーの答えだった。
著者は、この回答は見事だと評しています。
誰も大きな声に出して言わないけれど、成功における「運」の要素は、かなりの割合を占めているということです。
実際にこの章では、
「成功も失敗も運とリスクが大きく影響している」と結論づけています。
成功も失敗も挑戦した結果です。
自分でコントロールできるところで、できる限りを尽くすことが大切だと思いました。
結び
この記事では、『サイコロジー・オブ・マネー』の第2章と第3章を要約しての感想を書きました。
「足るを知る」ということ、
自分のできることをしっかりやろうと思いました。
著者が序文で書いている通り、お金に関わることでも、人間の心理学のレンズを通した方がしっくりきます。
noteにて要約を公開しています。
サクッと読めるようにギュッと凝縮しています。
通勤時間やお昼休みの学習にぜひご活用ください。