よりよい思考は学習する必要がある

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今日はディーラーに行ってきました。
愛車の車検が来月に迫っているので、無料点検をしてもらい、見積もりをもらってきました。

気になる箇所を交換や整備をすると50万円越え(!)の見積もりでした。
さすがに身体が固まりましたね…。
しかし、緊急性はないし車検を通すだけなら15万円しないとのこと。

さらに、2年後にローンを払い終えるタイミングで新車を購入する予定なので、
浮いたお金はそちらに回しましょうということになりました。(妻の許可も下りています。)

2年後、新車を購入する費用を用意するため、頑張って稼がなければならなくなりました。
目標ができてよかったです。

さて、点検をしてもらっている間は読書をしていました。
読んでいたのは、アン・ウーキョン著、『思考の穴』です。

人間の認知バイアスについて、豊富な実験結果を用いながら説明されています。

認知バイアスとは「思い込み」のことです。
身近な例でいうと、「現状維持バイアス」は聞いたことがあると思います。
人は、変化を嫌う習性があるというものです。

今日読んだ部分では、ネガティブ思考について書かれていました。
どうしても自分一人の力では自己不信から解放されることはほぼ不可能なのだそう。

ネガティブな思考のバイアスを正す心理療法として「認知行動療法」というものがあるそうです。

ここでこの記事の題名です。
「よりよい思考の仕方は学習する必要がある」と心強いことが書かれてありました。

納得した文を引用させてもらいます。

こう考えてみてほしい。ビュッフェ形式のレストランに行ったとき、パックマンみたいに目の前の料理を手当たり次第に口に放り込む人はいない。人はふつう、食べる料理と食べない料理を自分の意志で選ぶ。
思考も同じだ。私たちの頭のなかにはつねにたくさんの考えが浮かんでいる。そして、どれに関心を向け、どれを見過ごすかは、自分で選ぶ必要があるのだ。

275頁 本文より

つまり、ネガティブに受け取っているのは「自分が選んでいる」ということ。

「悲観は気分、楽観は意志」と言った、フランスの哲学者アランの名言を思い出しました。

現在、うつ病で休職中の私自身にとても響いた内容でした。

仕事ができない、身も心も耐えられなかったと考えることもできる。
その一方で、本が読める、自分をしっかり見直す時間が取れる、とも考えることができる。

そして、どちらを取るかは自分次第。

選択権は自分にある。
少しずつ、前向きに考えていこうと思えた読書の時間でした。

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