ただいま『サイコロジー・オブ・マネー』を要約中です。
今日は第6章を要約しました。
要約だと感想を書くことができません。
思ったことをアウトプットする意味でも、感想をブログに書いていこうと思います。
この記事では、『サイコロジー・オブ・マネー』を読んで
要約に書くことはできなかったけれど、投資において大切なのはこれだ!
と思ったことを書いています。
この記事はこんな人に読んでほしいです。
・投資に踏み切れていない方
・どのような立ち振る舞いをしたらいいかわからない方
1番儲かる人は誰だ?
早速、結論です。
投資で稼ぐには「長い期間コツコツ投資を続けること」が大切です。
第6章では「テールイベントの絶大な力」というテーマで話が進みます。
「全体の1%以下の行動が、投資の成否を決める」という小見出しがあります。
そのなかで、実際の経済状況において
「1900年から2019年まで、毎月1ドルずつ貯金したとする。そのお金はどのように投資するのが有効だろうか」という仮説が出てきます。
スー、ジム、トムの三人のうち、最終的に誰が、どれくらいの資産を築けるか。
各々の投資の方法は以下の通りです。
・スーの場合
上げ相場だろうが、下げ相場だろうが、とにかく毎月、米国の株式市場に投資する。
経済学者が、迫りくる不況や新たな下げ相場について声高に警告していても関係ない。
ただ投資を続ける。
・ジムの場合
景気後退時に投資するのは怖いと考えている。
毎月1ドルを株式市場に投資し、景気が後退したら株式を売却して1ドルを現金で貯金する。
そして、景気後退が終わったらその貯金をすべて株式市場に投資する。
・トムの場合
トムはある意味で疑い深い人間だ。
景気後退に怖気づき、市場に復帰するまで数カ月かかる。
基本的に毎月1ドルを株式に投資するが、景気後退になったら6カ月後に株式を売却し、
景気後退が終わって6カ月したら投資を再開する。
結果発表
三人がどれだけの資産を築いたか、結果発表です。
スーは43万5551ドル
ジムは25万7386ドル
トムは23万4476ドル
圧倒的にスーの勝ちです。
1900年から2019年のあいだには1428カ月あります。
そのうち300カ月が景気後退の期間でした。
つまり、スーは景気が後退していた、あるいは後退しかけていた全体の21%のあいだに
冷静さを保って投資を続けていたのです。
だからこそ、ジムやトムよりも4分の3近く多くの資産を築くことができました。
結び
この記事では、『サイコロジー・オブ・マネー』の第6章に出てくる、
一番儲かる投資の方法について紹介しました。
本書で引用されていたナポレオンの天才的な軍人の定義をここでも紹介します。
周りの人間が正気を失っているときに、普通のことができる者。
本文より
周りに流されず、淡々とやることをこなしていく人が、
結果を出すということですね。
現在は様々な投資があります。
本書の第1章でも書いてある通り、誰もが初心者であり正解がわかりません。
この記事にも書いた通り、「早い時期からコツコツと取り組む」
ことが成功への近道と言えるのではないかと思います。
忙しい妻のために、読んだ本の要約をしています。
noteで公開しているので、通勤、お昼休み、寝る前の読み物として読んでみてください。