『1兆ドルコーチ』の要約、終わりました。
何度読んでも、胸を打たれる内容です。
今日の記事では、読んでみて改めて思ったことを書いていきます。
人を愛しろ
おそらく、これ以上のギバーはなかなか出てこないでしょう。
ビルはグーグルやアップルといった、世界屈指のテック企業の経営陣をコーチングしました。
その理由は、シリコンバレーへの波及効果を狙ってのことだったそうです。
すぐれたチームには、すぐれたマネジャーが必要です。
そして、マネジャーはすぐれたコーチでないといけません。
つまり、すぐれたチームをつくるためには、立場が上の人ほど、コーチングを受けるべきなのです。
そして、グーグルやアップルの経営陣をコーチして、成功させることにより、より多くの企業の経営陣をコーチする機会が生まれます。
そして、ビルにコーチされた人たち、著者であるエリック・シュミットをはじめ、会社のトップクラスの人たちをコーチすることにより、チームに浸透させていきました。
いちプレーヤーがコーチングスキルを磨くことにより、チームが変わることもあるかもしれません。
しかし、やはり強力なのは、チームリーダーがコーチングを受けて、それを部下に生かすことです。
ビルは、自分一人でコーチできる限界をちゃんとわかっていました。
そして、自分と同じくらいコーチできる人を育てることにより、すぐれたコーチを量産していきました。
このように、自分の教えが本になり、異国のサラリーマンにまで伝わってきました。
ビルの「ものさし」でいうと、成功の最たるものではないでしょうか。
結び
私自身、うつ病になり、休職したこともあって、チームの雰囲気が
その人の存在を丸々受け入れるようになればいいと思います。
上司に言われて辛かったのが、否定されたときです。
お金の勉強をしていると言ったら、そんなの意味ないよと返されました。
確かに意味がないかもしれませんが、否定されたのはとても辛かったです。
本書に書いてあるように、人それぞれ、なにに価値を置いているかをちゃんと把握して、
その価値を大事にしながら、会社の利益になるように導ける人が増えればいいなと思いました。
というか、コーチングの勉強をしているので、増やしていきたいです。